「私はシエル。ドラゴニアスの竜騎士よ。この子は私の相棒、フリューゲル。よろしくね」
「フリューゲルと共に大空を駆けて、私達は誰にも負けないぐらいどこまでも強くなるわ。それが、翼竜の山岳で生まれた竜騎士と翼竜の誇りよ」
名前:シエル・ドラゴニアス
種族:人間
年齢:13歳
所属寮/学年:ディアスティレ寮/四年生
性別:女性
性格:
物静かで落ち着きを感じさせ、一見するとクールという印象の少女。
物腰柔らかくはあるが、少し恥ずかしがり屋。
竜と空を愛する。
子供の頃から竜と共に過ごして、あまり人間とは接する事がなかったので人見知りなところがある。
逆に竜騎士らしく、竜とのコミュニケーション能力が高い。
竜と居る事が多いが、人を避けているわけではなくどう接していいか分からないでいる状態。
本当は、竜だけではなくて人間の友達も欲しいと思っている。
良い心を持つ竜を傷つけようとする人間は目に見えて嫌悪している。罪のない竜を狩る密猟者なんかはかなり嫌いな人種。
竜騎士の名家ドラゴニアス家の竜騎士としての誇りを持っており、相棒の翼竜フリューゲルと共に竜騎士として高みを目指す努力家でもある。
容姿:
白竜の毛並のように白い髪で青い目をしている。
小柄で、幼い風貌。身長141cm。
黒色のノースリーブの上から白色のカーディガンを羽織っている。
ボトムスは白いミニスカート。
Picrewの「証明々(仮)」を使用しております。
固有スキル:《翼竜との絆》
翼竜をメインとして、竜と心を交わして乗りこなしやすくなる。
このスキルにより乗りこなせる可能性があるのは、翼竜ならば最大でAランク、それ以外の竜ならBランク以下まで有効。
容易ではないが、Aランクの翼竜と心を通わす可能性を秘めたスキルであるともいえる。
またランクに関係なく竜の言葉を理解して、話ができる効力もある。
あくまで竜と交流しやすくなるだけのスキルで、該当するいかなる竜をも乗りこなせるわけではない。
当然だが、高位な竜程、乗りこなすのに難易度が上がり、深く親睦を深める必要が出てくる。
翼竜を中心に効果を発揮しやすいスキルなので、他の竜に対しては翼竜よりも効力が落ちてしまう。
無論の事ながら、元々の騎竜術の腕がなければ活かせないスキルであるとも言える。
竜と交流しやすくなるスキルなので、Sランクの竜相手でも一応話を聞いてもらいやすくなるぐらいの効力はある。
保有スキル:
・《竜騎乗時騎竜強化》 竜に騎乗している時、騎竜の能力が上昇する補正が入る。
・《竜騎乗時身体能力強化》 竜に騎乗している時、自身の身体能力が上昇する補正が入る。
・《騎竜連携》 騎竜とシンクロし、心を通わせて息の合った連携ができる。竜と共に過ごした時間が長いため、スキルが片寄ってしまった。
魔術媒体:白翼竜フリューゲル
シエルの相棒であると共に魔術媒体とする契約を結んでいる翼竜。
正確には、フリューゲルの額にある赤い宝石に媒体としての効力がある。
白い毛並で青い瞳の美しいメスの翼竜。体長は三メートル、全長四メートル。 Aランクの竜であり、誇りの高さもあって本来なら決して人間に懐いたりはしない。高位な竜なので、知能は高い。
懐く人間は幼竜の時からまるで姉妹のように共に過ごし、《翼竜との絆》の固有スキルを持つシエルのみ。高位な竜らしく、他の人間にはとても手に負えない。
ランクAの竜という事もあって、厩舎にいる一部の竜を束ねるリーダーみたいな存在になっている。白い炎や冷気を吐く他、鋭い牙や爪を持ち、高速で飛行する。また、人と共に過ごした高位な竜という事もあり、鍛練により体長30cm程までに小さくなる魔術を扱える。ただし、小型化した状態だと竜としての力が大きく落ち、魔術媒体としての効力も低下する。伝説の竜騎士ソアラが相棒としていた伝説の白翼竜の末裔である。
武器:白竜槍ドラグナリオン 竜騎士用の槍。
竜騎乗時前提の武器であるため、かなり長くて重め。その分、破壊力は高い。
また、竜が吐く炎や冷気を纏う事も可能である。
少なくとも歩兵などを想定しておらず、竜に乗らなければ重すぎて瞬発的な動きが出来なくなってしまう。
白色の宝石化する機能があり、普段はそうして持ち歩いている。
選択科目:騎竜術、生物学
得意科目:騎竜術(ずば抜けて得意)>>>>>生物学>体育>防衛術学
騎竜術の成績がずば抜けて高い事から、授業料が免除されている。
生物学も成績自体はいいが、竜に関する知識が満点な反面、妖精に関する知識は平均より下で足を引っ張っている。
体育は素の身体能力が高い分得意だが、剣術など竜に乗らない状態での戦闘などは素人も同然。竜に乗って空を飛ぶ事に長けているので、竜程ではないにしても箒にはそこそこ乗れる。
防衛術学に関しては、竜騎士としての戦闘経験の豊富さから攻撃魔術に対しての対応に慣れているためまだ得意な方。
苦手科目:呪文学、魔法史、錬金術、魔法植物学
同列に苦手である。
得意科目以外の成績はすこぶる悪い(先祖が千年戦争で活躍していた事は一族の誇りではあるので、世界史はまだマシ)。
ほぼ毎回補習を受ける程で、騎竜術の成績がずば抜けてなかったら確実に落第しているだろう。
来歴:
千年戦争で多大な功績を残した伝説の竜騎士ソアラ・ドラゴニアスの末裔であり、竜騎士の名家の生まれ。
ドラゴニアス家は、ベルグロス皇国にある翼竜の山岳で、翼竜と共に過ごす一族である。
シエルも幼い頃から、白翼竜フリューゲルと共に翼竜の山岳で過ごしてきた。
一族の者は、竜騎士として皇族から有事の際に招集を受ける事もある。
シエルもまた、幼いながら魔物や賊退治などに竜騎士としてベルグロスの皇族から招集を受け、任務を引き受ける事もあった(現在でも休日に召集される事がある)。
また、翼竜の山岳に住む翼竜を狙った密猟者が後を絶たない事から、竜の密猟者ともよく交戦していた。
ドラゴニアス家は竜騎士の名家なので、当然一族揃ってドラゴンレースの強豪。
四姉妹の末っ子として生まれたが、騎竜術の才能は姉妹の中で最も優れ、姉達が手に負えなかったフリューゲルとも親しくなった。
竜と過ごしてきたのであまり人間と接する機会がないままアストランティアに入学し、さらに三年間あまり人間の友達が出来ずに学園でも竜と一緒にいる時間が長くなり、交友関係はあまり広くない。
備考:
スキルも相まって、竜を乗りこなす事に関してはかなり得意。他、竜騎士として竜に乗りながらの戦闘に慣れているため素の身体能力自体は高い。
騎竜術自体が優れているので心を交わした竜なら種類問わず乗れるが、翼竜騎士なので特に翼竜の騎乗が最も秀でている。
騎竜術を用いての戦闘経験も豊富。特に、翼竜に乗っての空中戦が最も得意(逆に言えば屋根の低い場所や狭い所では十分な力を発揮できない弱点を抱えている)。
またドラゴニアス家の竜騎士として、ドラゴンレースに関しても現役のプロ選手として活躍している。ドラゴンレースの試合の時は、授業は欠席させていただいている。
反面、呪文とか錬金術とかはかなり苦手な分野。騎竜術の補助程度にしか呪文を扱う事ができない。
長い時間フリューゲルや厩舎の竜と空を飛んでいたり、騎竜の厩舎に入り浸り、竜と遊んだりで交流を深め、夜も厩舎で寝泊まりして寮に帰らない日もあって先生に怒られる事が多い。
そういった問題児的なところもあるが、逆に言えば面倒くさがる人が多そうな厩舎の竜の餌係や世話係を自ら率先してするという事でもある。
そのため、フリューゲルだけではなく厩舎にいる竜達とも仲良くなっている。
学園では「Aランクの竜をも乗りこなす、竜といつも一緒にいる、竜好きの少女」として知られている。
募集:
竜を飼う人同士のコミュニティ(複数人可)
人間に不慣れなシエルのお世話(?)をしてくれる人(複数人可)
関係:
竜を飼う人同士のコミュニティ
・セレーナ・シルヴェストリさん&エウロスくん
・フリューゲル共々、セレーナさんの翼竜エウロスくんの遊び相手をしている。
・シエルとフリューゲルが大空を飛んでいたところ、ヴィズガルさんが隣に並び立って飛んでいたのを見て興味を持ち、よく話しかける間柄になった。
・苦手な魔法植物の補習で植物園にいた時、ジェフリーさんに助けられて(シエルが知る術はないが本人的には気まぐれらしい)、友達(パシりとして扱われているが、世間知れずなシエルが気付く術はない)となった。嬉しい。