「ティアーネ・クリンゲルリッヒ。呼び難かったらティアでも良いわ。どうぞよろしくね。次は貴方の名前も教えて頂戴。」
「昔のことを知るのは楽しいわよ。今では当たり前になっている事とか何となく知ってる事とか、そんな事をもっと詳しく知ると成程て思ったりもっと知りたいって思ったりできるの。ね、素敵でしょう?」

名前:Tierne・Klingelrich
読み:ティアーネ・クリンゲルリッヒ
種族:人間
年齢:18歳
所属寮/学年:アースラント/第四学年
性別:女性

性格:誰彼構わず笑顔を振りまく明るい性格。基本的には礼儀正しく授業も真剣に受けるため真面目な子という印象を抱かれがちだが、ただ好奇心が強いだけでありそのお陰で勉強も頑張れている。新しいことを知るのが好きと言うが最新の情報よりもまだ誰も知らない過去のことを知りたがる。だってそれは自分だけでなく誰にとっても新しいことで、見つけられた嬉しさで胸が一杯になる。それはとっても素晴らしいことなのだから。そんな彼女には負の感情がないと推測される。表現が苦手な訳でも抑えてる訳でもない。ないのだ。消失している。跡形もなく。生まれつきなのか、何かあって消えたのかわからないが彼女には負の感情がない。

容姿:日に照らされる白い肌に傷一つなく、常時弧を描く唇に優しげに下げられた眉。緩いウェーブのかかったチェスナットブラウンの頭髪ととろっとしたプレナイトの瞳を持つ少女。髪型は見た目と実用性を兼ね備えた三つ編みシニヨンに結んであり、可愛いからと赤いリボンを編み込んでいる。余談だが彼女は毎朝この髪型にするために寝坊しないようにしている。四肢は長くはないものの少女からの成熟途中らしく細いながらも柔らかい。身長は153cmと高くはなく、体重は平均よりも軽い。(Picrewの紀沙様の「好きな顔メーカー」で作らせて頂きました)

服装:白いワイシャツに紺色のセーター、灰色の膝丈のプリーツスカートと言う一般的な学生制服の一例を模した格好。どの服もシンプルながらも値段は中々に張るであろう手触りのいい生地で作られており、服装に気を使っていることが伺える。ただ、この服装の中で足をすべて覆う黒黒としたデニール数の高いのタイツのみ浮くように目立つ。また、好んで履いている靴は踵の高さが7cm程の真っ赤なミドルヒールである。これは入学時に入学祝いのプレゼントとして贈られたものでずっと履いているのに傷一つない綺麗な状態が保たれている。

固有スキル:
『読解翻訳』
幼少は使い方が解らず持て余していたが、呪文学や古代呪文学を研究していく中でモノにしたスキル。目の前にある文章がどんな言語で書かれていようともその言語の基礎となる文字一覧を知っていれば文章として読むことができるスキル。尚、一覧全てん知っていない言語の場合虫食いの様に所々単語のみや一語のみに見える。また、時折読むことができても理解が追いつかない言語も少なからず存在する。そして、読解と付いていることからも分かるように文面でしか使うことのできないスキルであり、会話には使えない。

保有スキル:
『記述詠唱』
基本的に話すことで成立する詠唱を記述で成り立たせるスキル。後述の詠唱補助を始めとした詠唱系統のスキルはこちらにも発動可能。詠唱補助のお陰で多少のスペルミスなどがあっても呪文として成立可能。
『忍耐』
何かしら自らの望まないことを耐えることによりその直後のポテンシャルを底上げするスキル。どの程度上がるのかは耐えた時間に比例する。
『詠唱補助』
呪文を間違えてもある程度修正される。
『高速詠唱』イベント 
呪文の詠唱を高速で行うことができる。 
『魔術探知』イベント 
魔術の痕跡を探すことができる。あまりにも昔の魔術は探せないため、1日前のものくらいが限度。 
『生命力吸収』イベント 
魔力を消費して自分以外の生物から生命力を吸い取り、治癒力を上げる。接近して手を翳す等でも微量に吸えるが、しっかりとした効果を発揮するには接触が必要。合意の有無によって吸収量が変わる。
 
魔術媒体:
『本』
幼少、手に入れた一冊の古びた本。革製の表紙のおんぼろと言うほどではないものの色褪せた本で、彼女の手によって太めの紐で十字に結ばれているため本を開き、内容を知ることはできない。また、本の中央には紐で鍵が括り付けられており、金属製のそれは所々が錆びている。因みに鍵を無理に引っ張るなどして紐を千切っても紐は何重にも巻かれ、結ばれているため本は開かない。基本的には盗難防止のため手に持っているが浮かせることも可能。
『羽ペン』
主に記述詠唱に用いる。見た目は只の羽根ペンなのだが紙や板など画なくても空中に文字を書くことができる。また、インクを着けずとも書くことができるすぐれものである。勿論紙に文字を書くことも出来るのだが戦闘や研究をしているときには紙を探すことさえもおっくうなため、このペンが大活躍する。こちらも基本的には盗難防止のためポケットに挿してあるが一応浮かせることもできる。

武器:護身用にと彼女を心配する者から与えられた刃渡り15cm程のナイフ。肌見離さず持っている。

選択科目:民俗学、古代呪文学
得意/苦手科目:呪文学、古代呪文学/体育
基本的に「新しいことが知りたい!」が彼女の行動原理なので座学も実習も楽しそうにこなす。昔のことを知れるので古代呪文学や民俗学、世界史、魔法史は好き。役立つし何より楽しいから古代呪文学と呪文学はもっと好き。運動能力は低くない(と彼女は言い張っている)が新しい発見が出来たことがないので体育は嫌い。

来歴:ベルグロス皇国の有名な商家の次女としてこの世に生を受ける。幼少は親の仕事を見て過ごし、見様見真似で書き物や会話をしてきた。家には代々交易によって得てきた本が大量にあり、彼女はそれを読み世界を知った。緑の森を。蒼い海を。空飛ぶ都市を。知識を得るのが楽しかった。だから彼女は読書をした耳を澄ませた周りをよく観察した。そうすれば何だか世界がもっと豊かに見えたのだ。楽しかった。とても。彼女の尽きない好奇心はここで生まれた。
その後、時折仕事を手伝い空いた時間には知を満たす生活をしている中で一枚の手紙が彼女のものに届いた。あの、憧れの、本の中で見た都市の学校からの招待状だった。

備考:戦闘能力はあるものの、その強さは主に身体を使うものではなく魔術を用いた戦闘。呪文を用いた魔術が何よりも得意で呪文学などの陣を用いた高度な魔術に関しては上級生たちにも引けを取らないと自負している。夢は古代魔術を使うこと。
小遣い稼ぎのために本の翻訳のバイトをしている。なにせ辞書がなくても文字一覧さえあれば読めるので。時間もそれ程掛からないためかなりの低コストでお金を稼いでいる。幼少からの本好きなため、学校内に少なからず居る禁書室に行きたがっている生徒の一人である。

募集:3L可。 
特に仲の良い友人(年齢性別不問)。〆 

 関係:
『特に仲の良い友人』
Episode・Flowerdot(エピソード・フラワードット)/烏丸様