「キミは今幸せかな?もし心が落ち込んだ時や、気分の悪い時は世紀の大道芸人アミリにお任せあれ~!」
「昔から"家族"には迷惑かけてばかりだったからね!これからは親孝行の為にっ……うん。頑張らないと!」
名前:Amili・Enviheights
読み:アミリ・エンヴィハイツ
種族:人族
年齢:17歳
所属寮/学年:レインベール寮/3年
性別:女
性格:喧しく落ち着きがない、それも偏に誰かを笑顔にしたいという願望故の行動である。
この願望は彼女の根底であり覆る事のない人生観の一つと言えるだろう、目的の為となるならば自らをも笑い者にしてやると語っている。しかし笑顔や幸せといった感情に固執するが余り稀に狂気的だと比喩される場合があるが、それも生まれ育った環境や境遇故の物である為に純粋な悪意の無い狂気だと言える。
容姿:真紅の腰まである長髪を、左右対称に耳の後部少し上側で結ったロングポニーテール。髪色に限りなく近い瞳を持つ目はくりくりとはっきり開かれている。薄く化粧を施された様な白く艶のある素肌、口角は常に自然に上がっており、気持ちのいい笑顔を振りまいている。身長は154㎝であり、小柄な割に体系に恵まれ豊満な方である。
服装:胸の谷間上部にまで開かれた、へその上までの丈がある黒いクロップトップスに淡いピンクの毛糸製カーディガンを羽織っている。下は黒いレースが段上に重ねられたミニスカートを穿いてある。カーディガンは日によって大学支給のローブに代わっていたりする。
固有スキル:【ぐるぐるどかーん!】
個体、物体の性質や実体の無い“状態”を反転させる。物体の向かう方向や感情、何かに変わってしまった物を元に戻す等が可能である。当然無関心や静止している物体、長らく変化の無い状態の物を対象にした場合には効果が表れず不発に終わってしまう。反転には条件があり、半径5m以内の目視できる範囲かつ「ぐるぐるどかーん!」という詠唱の後対象に向けて指を差す必要性がある。方向の反転は変化を与えた瞬間に効果が終了するがその他の効果時間は5分~10分(効果対象の2~3ロル)程度であり任意で解除することも可能である。対象は一度に一つまで、重ね掛けはできない。
保有スキル
【軽業の極意】バランス感覚や跳躍力が格段に上昇し、アクロバティックな行動を可能とする。大道芸人の道を往く者達の到達点。
【記憶処理】情報の処理能力が加速される、しかし記憶の保有量が常人よりかなり少なくなり、覚えたい大事な情報以外は時間経過でどんどんと消えていく。
【色彩読心(エンパシス)】対象を目視する事で喜怒哀楽の感情を身体に纏ったように見えるオーラの色で感じ取ることが出来る。喜(黄色)怒(赤)哀(青)楽(橙)で表される。
魔術媒体:手首に巻き付かれた大き目の黒いリボンの真ん中に紅い宝石が埋め込まれているリストバンド、宝石部分が魔術媒体として機能しているようだ。
武器:刃先と持ち手の長さが同等の全長30数cm程のジャグリングナイフが数十本。使用する場合は6本程度持ち運んでいるが、大体が寮の自室に保管されている。
選択科目:占い学・音楽/美術・古代呪文学
得意科目:体育
苦手科目:座学全般
来歴:アライヤ共和国で有名な大道芸集団『エンヴィハウス』の座長とその妻から産まれた一人娘。小さなころから大道芸の練習を叩きこまれ時には血を流す事もあったが、昔から記憶処理の効果で小さな体に無理強いをする両親への憎しみや辛い感情は意識する間もなく忘れてしまっていた。
両親は芸の才能があるアミリを徹底的に教育し、一座の顔役として多大な利益を生む『商品』に近い感覚で接していた事も最後まで彼女が気づくことは無く全ては終わる事となる。ライバルとしてエンヴィハウスと客の取り合いを行っていた他の大道芸集団との揉め合いが起きてしまい、その拍子に暴走した敵対勢力の下っ端が独断で此方に乗り込み、そこで両親は死亡してしまうのである……其れによりエンヴィハウスは実質解散。親戚の家にアミリは引き取られ生活することになった。
彼女は“愛する両親”の死が受け入れられず未だ何処かで生きていると思い込み、「皆を笑顔にしていたら、劇の舞台の時みたいに有名になって迎えに来てくれる」と信じて疑わない。親戚の家で生活を始めて数年の事、入学許可証がアミリの下へ届き引き取り先の親戚は盛大に喜び半ば強引に入学する事となったが、何処に行ってもアミリの目的は変わることは無い、誰かを笑顔にする……それだけなのである。
備考:運動神経に長け、人々を魅了する軽業を楽々とこなす。オド容量は平均的であり、感覚的センスの勉学は得意だがそれ以外(座学)が絶望的であり補修をよく受けている、しかしどれだけ壊滅的な結果を出そうが諦めずに取り組むので決して不真面目という訳ではない。
募集:特には、お誘いあればお願いします。
関係:今は無いです。