「初めまして、ペクニ……おっと今コインの音がし……失礼しました。改めまして…ペクニア・シュシュ、…癖が強めな渾名以外は大歓迎しますよ。」
「……色が怪しいとは思いましたけど、この仰々しい見た目でも割と大丈夫ですね。」
名前:Pecunia・chouchou
読み:ペクニア・シュシュ
種族:竜人族
年齢:19
所属寮/学年:アースラント寮/4年生
性別:女性
性格:所作の一つ一つに物腰柔らかく且つ、丁寧で毅然として居ながら歳頃の人格そのものに忠実な所謂歳相応の竜人族のごくごく普通の家に育てられた故に社交的で雰囲気や気分で突飛な提案にも乗ったり、ノリで動く事にも躊躇いがない常識人で良くも悪くも顔に出やすく得手不得手を隠すのが上手くない。…が、前述した一般的な人格から受ける印象的を破滅へと導くのが、守銭奴を極めたとでも形容するのが簡潔だろうか。貨幣や古代の代物、美術品に至るまで硬貨の香りが漂う類の物を愛してやまず、またはそれに準ずる価値のものも両手を広げて飛び付く有り様。それは物に限った話では無く、極度の倹約家であり節約を至上とする趣向が強く、自室の隅にて食材の葉や窓辺に植物を育てたりそれなりに異形な形や配色をしていたとして、"煮れば何でも食べられる"を信条に食に関しては特段シビア。 とりわけキノコを心より愛して止まないキノ子。
容姿:学園内で生活する際には魔法薬を服用してその存在を影に潜めて居る存在感の強い2本の角に、薬の効用でも中々に主張の強い尻尾が蜥蜴の様に伸び生えており種族たる象徴として備わっている。亜麻色の髪は短く纏めて毛先は遊ばせ、霞色の瞳は表情と同じくして口ほどに物を言う…と言うより視線で喋り倒す。薬を服用している時の丈は170cm程で、薬を入れていない日が重なる事に徐々に身長は伸びて行き、その状態では完全に隠し切っている羽も徐々に徐々にと姿を表してくる(Picrew「きゅーとなクラシックメーカー様より拝借しております)
服装:学園内ではデニムのフレアスカートに天候や気温や気分に合わせてニット、シャツと変えてパンプスにスニーカー、ブーツ、ローファーと足元もコロコロと変化するものの貰い受けた初日に細工して勝手にポケットを増やしたローブは変わらず羽織っている。私服は寒色のカーゴパンツに暖色のトップスでシャツを選び、ラフでカジュアルなテイストの格好にピアスとキャップを選ぶ事が多い。生地や繊維の方に注視して、デザイン性よりもコスパに材質のレベルを重要とした結果辿り着いたのが趣向にプラスされ、カジュアルな系統を好むようになった。
固有スキル:「聴覚」数十メートルほど離れた距離でも硬貨やそれに近しい金属音が鳴れば察知する様に聴覚が研ぎ澄まされ、物質の音であるのか生物の音であるのか聞き分ける事が出来る。同時に多方向の音を拾う事が可能なものの、悲しき性か貴金属の音がするとその方角に意識が釣られて集中する。
保有スキル:Look at Me!:片手に一時的に現した仰々しいまでの鱗を纏う。鋭利なダメージに対しては硬く、重鈍なダメージに対しては脆い。あとは自然光が反射すると非常に目に悪い。
Wishing Well: 硬貨を飲み込み体内で融解し魔法薬の効果を完全に打消し、竜人族として育った鋭利な鉤爪を光らせ角と翼と尻尾の生えた姿に変容する。但し、どれかひとつ、多くてふたつ、あるべき身体能力に戻す(4~6ロル分)。邪念が入ると微妙なサイズ感になる為に飲み込んだあとは両手で耳を塞ぎ目を瞑る。
ball?ball!:炎の球体を吐き出す。大きさはバスケットボールサイズの物を吐き出す事が出来るが、連続して頻発していると口内を火傷することは愚か体内の温度がオーバーヒートを起こして発熱を起こす。
魔術媒体:コイン・与えられた杖に持ち手の柄に簡素な布を巻いたもの。飾り気も無ければ、何の変哲もない代物。
武器:自室の隅で埃を被っている背丈より少し大きなハルバード。
選択科目:生物学/民俗学得意/苦手科目:世界史/錬金術 (手先が不器用を貫く為に、細やかな事に大きな苦手意識あり。)
来歴:ベルグロス皇国の端の渓谷の村に生まれ、四人兄妹の末っ子として幼い頃より商業の動きの中に揉まれて育った為かある頃を境に異常なまでに金銭ひいては貴金属に対しての興味を示すようになり、切り詰められるものは切り詰めて無駄の一切を省き、金銭の音がするなり駆け付ける様に育った娘に両親も両手を頭に嘆く事も増えたそうな。幼い頃から山や川など好奇心が湧くままに探究心片手に飛び出しては山菜やキノコに川魚の味を知って行き、今では最低限似ることさえ出来れば見たことの無いようなモノでもご馳走になりうるとまでに考えている。反面、胃袋は竜人族にしても人間においても少量の傾向にあるもののストレスや不安を払う為に都度、大量に摂取する機会が見受けられる。
そうまでして節約された硬貨の行く末は、趣味である貯金と魔術の媒体と自国にある、声を枯らして声援を送るサカールのチームに注がれている。
備考:体内でコインを融解しスキルの活性化に繋げるのは、これまた幼きある日に誤って誤飲した硬貨が体内で溶けた後に幾ばくかの力の向上を得られて以降研鑽を積み手早く消化する術を身に付けた。未だに抵抗感は僅かながらにあるものの、元来味が良ければ多少の見た目は厭わない上に味が多少独創的でも気にも止めない悪食の彼女である。趣向を除けば相性は悪くないのかもしれない。因みに、自室にて密かに育てている植物は全て農家でも作られているような一般の野菜のミニサイズ。
募集:特にございません!
お誘いありましたら是非に。
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