「花札って分かるかい?おじさんのふるさとで流行ってた遊びなんだがね、霜月の札にゃ鬼札ってぇモンがあんのよ。どうだい、おじさんにピッタリだろ?」
「お控けぇなすって。あっしは、生まれも育ちも東が桜羅、喧騒剣戟の御國にて永らく世話になりやしたが、恥ずかしながら己(てめぇ)の不手際、姓も腕も捨ててきやした。名は、巌流斎、ならずの博徒にごぜぇやす……なんつってなぁ!桜羅の古い挨拶みてぇなもんさ。今は教師だけどな」
名前:Genryusai(巌流斎)
読み:げんりゅうさい
種族:鬼人族
年齢:57歳
担当:防衛術学
選択科目 召喚魔術を掛け持ち
性別:男
性格:仁義、人情に厚い義の人だが、規律や何かに縛られるのが嫌いで、正しいと思えば従うしそうでなければ己の意志を押し通す。長く生きてきたせいか知識は豊富で、時に冷徹な物言いをするが大抵は相手を思っての発言が多い。
容姿:身長207cm、体重255kg
筋骨隆々な巨漢で、鬼人族特有の隈取り痣を額と頬に持つ。長い銀髪を後頭部上で結び、顎と鼻下に逞しい髭を蓄える。二本の角と右の義腕が特徴的。桜羅国の戦場を経験しているにも関わらず身体の何処にも傷は見当たらず、跡すら残していない綺麗な肉体。部分的に細ることも無くガッチリした筋肉で、肌はほんのり焼けている。ちなみに下着は褌で、腹にはサラシを巻く。
イラストメーカーPicrew「屈強腕組みんちゅ」
服装:渋緑色の上着に同色の袴。黄土色、濃紫の和装を纏い黒い鼻緒の下駄を履く。懐には妻の形見である煙管を入れ、何よりも大切に持ち歩いている。がま口財布と花札を左袖に入れ、右袖には扇子。詳しくは画像参照
固有スキル:【天上天下遊戯独尊】
花札をモチーフとしたスキル。本来は十二月に準えて十二の業があったらしいが、国を出る際に半分を回収された。詳しくは備考
一日に使用出来る札は三種まで、何らかの理由で破壊、若しくは機能を停止させられればその日一日は同じ札を使えない。更に、札の詳細を説明しなければいけない、これは通常の花札等ゲーム同様に、対等な勝負をするためのルール説明のようなもの。
・『牡丹に蝶』
数百にも及ぶ蝶が出現し、睡眠作用のある鱗粉を撒き散らす。鱗粉の濃度は操作可能な為、煙幕にする事も可能。蝶自体の戦闘能力は皆無
・『萩に猪』
全長3.5m程、牙を四本持つ猪を出現させ操る。以上
・『芒に月』
大地は黒一色に染まり、景色は赤。真っ白な月が昇って正に芒に月の札と同じ景色になる。隔離されたその空間に引きづり込めるのは、必ず己を含めて最大四名まで。各々が順に花札を引き、月の早い順にその空間から出られる。(サイコロで数が少ない順にします)
この空間内にいる間は、ダメージを受けることも死ぬことも無い
・『菊に盃』
詳細不明、今まで使用した事すらない札現武将含め古くから桜羅国に住まう者からは「最も巌流斎に持たせてはいけない力」と称されている
・『柳に小野道風』
手元に番傘が出現し、ある程度の攻撃を防ぐ事が可能。
・『桐に鳳凰』
己の魔力の性質を一時的に再生・再構築に変化させる。他者の傷を癒す事が可能だが、あまりに重症であったり死者である場合は不発に終わる。
保有スキル
・『臨戦態勢』(コンディション)
危機察知と頑強の進化、自らに迫る危機を本能的に察知し、自動的に頑強が発動する
・『啓発者』
目視した対象の隠れた才能や嘘を見抜く。本人曰く「スキルってよりはおじさんの特技」
・『会計係』(アカウンタント)
対象の最大魔力量がゲージ方式で確認できる
・『烈日』
フラッシュと精密動作の進化系、拳ほどの大きさの太陽を模した魔力(球体状)を発射する
・未定(今後追加)
魔術媒体
【魔動式補助義腕:宿禰】授業用(?)
右腕が肩から丸々義手・義腕となっている。
魔力の込められた人口石ではなく、直接魔力を流し稼働させる事で複雑な動作も本物の腕と遜色ない。更に利点として、有り得ない方向に関節を曲げることも可能な為、単純に手の届く範囲が広い。
【朱天花札】 戦闘用
彼が魔力を込めた花札、普通の花札と違い光札12枚のみ。これがないと固有スキルが発動出来ず、半分の6枚は現在 桜羅国にある。
武器:柄も鞘も木製の仕込み刀『叢雲』
(イメージ的には座頭市の持つそれ)
来歴:桜羅国出身の鬼人、統治者である武将の耳にも巌流斎の名は届いており、挑戦者を見繕っては試させた。しかし、巌流斎は敗れるどころか一度として傷を受けず、あまつさえ武将を怒鳴りつける始末。当然相対した者は無事では済ませていないが、かといって命まではとっていない、巌流斎は武将に「命の尊さのなんたるか」を偉そうに説教した挙句に島流しの刑に処される。桜羅国を始めとした他国では、領主に背き反抗したが難なく捕らえられ島流しにされた哀れな男として語られているが、実の所は"何人をもはねのけ埒が明かなかったので、武将自らが頼んだ"らしい。現在はアストランティア魔術大学の教師を務めており、昔より自由で居心地がよく生徒からも慕われて、本人もご機嫌な様子。
備考:祖国、桜羅国には鬼人族が多い。独自の文化も盛んで、巌流斎も例に漏れず桜羅の風習や古き良き行事を好いている。中でも剣技の才に恵まれ、父の影響もあり僅か五歳で刀を握り振りかざした。七十と四歳、桜羅国全土に"剣鬼 巌流斎"の名が知れ渡る。島流しの発端とも言えよう、遡ること三十年前、巌流斎は国を出る際に自らが右腕を斬り落とし武将に献上、二度とまともに刀が握れぬように、これより先に剣を持つ者が虐げられぬよう、愛する祖国を立ち去った。更にそれだけではまだ脅威だと言われ、固有スキルを発動する為に使用する花札の半分を譲渡。そもそも桜羅国では巌流斎が固有スキルを使用する事自体が禁止事項とされていた。
趣味はどちらも桜羅国の文化で花札と相撲、特に相撲の方は角力最強の名を恣にした。当時の呼び名を「横綱 "酒呑童子"」。その大力無双さから、世界史に載りかけた程
募集
戦の時代、義兄弟の盃を交わした相手(教師)
・
彼に剣技を教わっている者(性別種族年齢不問)
・Visgar・Orphen@嵐廉様
関係
いつからかVisgarに剣術を教えている。己は既に腕一本が生身では無いため、全盛期ほどの実力は出せないが、それを差し引いてもそろそろ一本取られそうだ